育毛剤と頭皮の関係
育毛剤の成分は髪の毛に直接効果があるというよりは、むしろ髪の毛が生えている頭皮や毛根、毛母などに作用して育毛効果を出すものです。したがって、いくら良いと言われている育毛剤でも頭皮の環境が劣悪な状態では思ったほどの効果を得ることはできません。
もちろん育毛剤には頭皮の環境を改善するための成分が含まれていて、それが頭皮に作用するのですが、それには限度があります。何故ならば育毛剤は頭皮の環境を改善するように努めるのですが、頭皮そのものを良い環境に変えることができないからです。
すなわち、頭皮から大量の脂質が出て、それが毛根を塞いでいるような状態では育毛剤ではその脂質を全部取り除くことはできないのです。それでは育毛剤は効き目がないのではないかと思われるかも知れませんが、元来頭皮や毛根、毛母は清潔にしておかなければならない部位なのです。
そして、頭皮などが清潔であってもその内部の血管に正常に送られてくる血液が適切に循環しなければ髪の毛には十分に栄養素が行きわたりません。育毛剤はこのような血行の流れを良くするために作用するのです。ですから育毛剤には頭皮に浸透して内部を刺激して血流を良くする成分が含まれています。
しかし、頭皮が汚れていたりすると育毛剤の成分は皮膚から浸透することができなくなります。その結果、頭皮につけられた育毛剤は過剰な脂質にはばまれてしまい、本来の役目を果たすことができなくなります。そうすると、いくら育毛剤をつけても効き目がないことになります。
このように育毛剤と頭皮の関係は、まず頭皮が清潔な状態であり、そこに過剰な脂質などがないことが必要になります。したがって、育毛剤をつけるタイミングは、夜、シャワーなどで洗髪をして頭皮をきれいにしてから、そこへつけるとか擦り込むとかが良いとされているのです。